和歌山県建設組合　組合員とそのご家族様へ

和歌山県建設組合では、令和5年4月8日（土）にテラモト株式会社、ぬいぐるみ屋工房様にて『ぬいぐるみ手作り体験』を開催致しました。

本来であれば、土日は営業をされていないとのことでしたが、ご厚意により特別に体験をさせて頂くことができました。最初は綿詰め機でぬいぐるみの中へ綿を詰めていく作業で、「隅々まで綿を行き渡らせるためにはこうだよ!」と教えてもらいながら、自分の好きな堅さに詰めていきました。

綿を詰め終えると、ベアの一番大事な部分である鼻・口の刺繍・目を付けていく作業。針を使用する作業となるため、小学生の子どもたちは保護者の方と一緒にこの作業を行ってもらいました。子どもたちからは「ここに目を付けて！」「こんな口が良い！」と楽しそうな声が聞こえていました。この作業を終えた参加者のベアを拝見したところ、目の位置や形によってりりしい顔になったり、またにっこりと笑ったかわいい顔になったりと自分のオリジナルベアができあがってきていました。

顔が出来上がった後は、自分のお願い事や好きな言葉を書いたハートをぬいぐるみに詰めて縫う作業を行いました。これがなかなか難しく普段あまり使われない縫い方で縫っていきます。中の綿が出てこないように5ミリ幅で真上から真下、真横へ通し、また真上に戻るという縫い方です。この行程では皆さん苦戦していた為、スタッフの方が丁寧に教えてくださっていました。最後に縫い目に入ってしまっている毛を立たせるためにブラッシングをし、バンダナを付けて検針機に通した後、ラッピングをして完成となりました。

今回体験を引き受けて頂いたテラモト株式会社様は、国産の素材を使用してぬいぐるみを作られています。特に大人気なのが生まれたときの体重と同じ重さのぬいぐるみとのこと。結婚式や成人式の際にご両親へ渡される方がお申し込みをされるそうです。今回体験して頂いた方の中に、将来そんな体験をされる方がいらっしゃれば素敵だなと思いながら、トラブルも無く、体験は終了となりました。

約2時間、集中してオリジナルベアを作られた皆様の顔を見ると、自分で作った達成感と満足感に満ちた表情をされていました。帰り際には大事そうにぬいぐるみを抱えておられ、帰路につかれました。
その様子を見て、今回の休日体験教室は参加者にもご満足頂けるものになったのではないかと思っております。今後とも皆様に楽しんで頂けるようなイベントを開催して参りますので、次回のご応募、ご参加を職員一同心よりお待ちしております。