宮崎県建設組合　組合員の皆さま

平素は組合事業にご理解・ご協力をいただき誠にありがとうございます。
宮崎県建設組合では、令和5年6月10日（土）に一人親方労災保険にご加入いただいております皆さまを対象に宮崎県健康づくり協会にて労働安全衛生講習会及び健康診断を開催致しました。

コロナウイルス感染防止の観点から自粛していた講習会も4年ぶりに開催。「人生、元気に、楽しく過ごすためのポイント」について講師の原口氏よりお話いただきました。世界的にも長寿な日本人ですが、平均寿命と健康寿命には男性で8年、女性では12年もの差があるようです。健康寿命を延ばすためのポイントとして、CAPDoサイクル①健康診断チェック→②結果を分析する→③改善方法の計画→④改善方法の実行を繰り返し生活習慣病予防に努めること。また、そのために定期的な健康診断を受診してもらうことが重要であるとの説明がございました。

後半は夏場に向けて熱中症対策について。残念ながら職場での熱中症の約2割（172件）が建設業の現場で発生しています。現場でできる対策として①暑さ指数（WGBT）を知る、②環境省が配信する熱中症予防情報サイトの利用、③熱中症になった時の処置などが挙げられました。個人でできる予防策として①熱中症予防ドリンク、②通気性・吸湿性のよい作業服やこまめな休憩・水分補給、③お酒を飲み過ぎず睡眠時間の確保など日常での心がけが大切です。

これらの対策をしっかりと行えば「熱中症は“必ず防げる災害”です」との言葉で講習が締めくくられました。今は様々な熱中症対策グッズなど便利なものもありますので上手に利用して暑い夏を乗り切りましょう！今後も組合員の皆さまにとって有意義な組合行事を行って参りますので、皆さまのご参加を職員一同心よりお待ちしております。