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山梨県建設組合では、平成30年6月16日・23日(土)に石和温泉病院クアハウス石和にて一人親方労災保険加入者様およびご家族を対象とした、労働安全衛生講習会と健康診断を開催致しました。
16日は労働安全コンサルタントの澤田正樹氏、23日は建設業労働災害防止協会の山本憲一氏を講師としてお招きし、健康診断終了後、「墜落防止対策~最近の動向~と健康管理」をテーマに講習を行って頂きました。山梨県内の昨年度の労働災害発生状況をみると、全産業では3年連続減少傾向にあり、建設業も同様に減少・横ばいが続いています。ただ建設業での死亡者数は近年一桁代で推移しておりますが、依然として墜落転落災害、建設機械等による重機災害は後を絶たず、基本的な災害防止対策が課題となっているそうです。墜落防止対策では、安全帯の規制が見直され労働安全衛生法の一部が改正される話などもあり、参加者の皆様も真剣な表情で聞いていました。
最後に健康管理のお話があり、これからの時期にかかせない熱中症の対策も教えていただきました。山梨県における熱中症による救急搬送は、昨年347名で一昨年と比べ38名も増加しております。山梨県は盆地で暑さが厳しく今季も猛暑が予想されているため、健康管理をしっかりと行っていきたいと思いました。
組合ではこれからも、安全衛生の啓発に繋がるよう、より良い講習会を企画して参りたいと思います。引き続き次年度も開催していく予定ですので、皆様のご参加をお待ちしております。
過去のお知らせ
山梨県建設組合 労働安全衛生講習会を開催致しました。
2018/07/02