石川県建設組合 組合員の皆様
石川県建設組合では平成31年3月16日(土)に(一財)石川県予防医学協会にて労働安全衛生講習会を開催し、62名の方にご参加いただきました。
労働安全講習会は組合員の皆様の労働災害の防止や健康管理に関する意識向上のために、専門の講師をお招きし講話および健康診断を実施しております。
今回は労働安全分野において『近道・省略行為』((一社)労働安全研修センター 小林氏)、衛生分野において『熱中症を防ぐ健康づくり』((一財)石川県予防医学協会 管理栄養士・健康運動指導士 高橋氏)をテーマにそれぞれご講話いただきました。
安全分野においては、人間の特性(思い込み、錯誤、集団欠陥)を知らないままの近道・省略行為は危険行為に繋がる。人間の特性を変えることはできないので、早い段階でエラーに気づかせることが大事であり、個人はもちろんのこと組織的な対策も必要であることを学びました。
衛生分野では毎夏問題となっている「熱中症」について、発症原因、予防のための健康づくり、応急措置法等を厚生労働省が公表している指針も踏まえながら講話いただきました。業種別の熱中症による搬送件数において、最も多いのが建設業であり、この時期から準備・対策が必要であります。
講演終了後は安全衛生法に基づく健康診断を受診していただき、本講習会を終えることが出来ました。今回ご参加下さいました皆様におかれましてはありがとうございました。
引き続き次年度も開催していく予定ですので皆様のご参加をお待ちしております。
(石川県建設組合 職員一同)